－ レシピ紹介 －

第二十回　行者ニンニクの醤油漬け


　すっかり春の陽気になりました。
　今日は春の山菜、行者ニンニクの醤油漬けを御紹介致しましょう。
　そのまま食べても良いのですし、熱い御飯のおかずや酒の肴としてステーキやあみ焼等お肉料理の付け合わせに致しますと絶妙の相性を発揮致します。漬けて一月位は全く風味変わりませんので是非お試しを・・・。

　行者ニンニクは品揃えの良いスーパーか青果専門の優良店で入手できます。大抵は栽培物ですが、それで十分です。表面の汚れをさっと水洗いしてザルに上げ、風通しの良い処で30分程乾かして下さい。これを密閉容器に入れ、上からタレをかけて蓋をしてつけるのですが、そのタレをまず御紹介します。
　醤油10に対して酒が1、醸造酢0.8の割合で合わせて火にかけて、沸騰したらOKです。


　このタレを先の行者ニンニクにヒタヒタで少しかぶりきらない位の量を熱いまま注ぎ、すぐに蓋をピチッと閉めて、そのまま冷まします。
　こうして半日くらいおいて上下を返してさらに半日おいてみて味をみて下さい。漬かり加減をみて良ければ冷蔵庫に保管して下さい。
　非常に簡単な料理ですが、臭いが気になる人は別として大抵喜ばれますし、滋養が高く疲労回復にも効果があります。是非お試しあれ。
　また、漬けてない生の物は天ぷらや炒め物の薬味としても利用できます。



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