- レシピ紹介 -
第五回 海山(カイザン)五色ホイル焼き
今回は山海の幸をつかった美味しい料理をご紹介します。
山海の幸をホイルに包んで焼き上げますので普通一般には山海(サンカイ)五色ホイル焼と名づけるところでしょうが、当店名に由来して海山(カイザン)五色ホイル焼としました。五色は品数を表しますので七品なら七福(シチフク)九品なら九重(ココノエ)とでもすればよいでしょう。
<材料>(一人前につき)
・たらの白子
約50~60g(二つに切り分ける)
・生椎茸(国産で肉厚で新鮮なもの)
中型1
・地鶏のもも肉(香りのいいものを選ぶ)
一口大2切れ
・長芋 少々
・ししとう 2本
・出し昆布 3㎝ 角1枚
・酒 少々
・塩 少々
・紅葉おろし、アサツキのみじん切り 適宜
・割ポン酢(橙又は酢橘果汁1に濃口醤油1を合せて1週間ほどおく。好みで煮切みりんを少々)
クッキングホイル酢40cm角1枚
七福、九重等色とりどりに楽しみたい方は、「海老、蟹、牡蠣、百合根、うに、きのこ類、とり貝、蛤むき身等」より自由に選ばれてやられるとやる毎に変化も生まれ、材料のとり合せについてもご家族皆様の間で会話もはずみ、楽しみになってくることでしょう。
具沢山になる場合はホイルでは間に合わず、火通りも心配になってきますので陶板焼きにするか、ホットプレートで代用してください。
さて、下ごしらえですが、クッキングホイルを人数分並べてそこにだし昆布のさっと洗ったものを置いてまわりを少しづつ折り上げて小鉢様にしてください。
そこへたらの白子をさっと洗ってよく水分をふきとってのせ、地鶏、長芋、椎茸、ししとう(縦に切り込みをいれ、種をぬいたもの)をのせ、酒を少々、塩も少々ふりかけてふんわり閉じてしっかり口を絞りとめて下さい。
人数分用意できたら、後はガスコンロに金網をのせて弱めの火で焼くだけです。(仕込んですぐに焼くのが理想ですが、もし置いておくのでしたら冷蔵してください。その場合焼き時間を若干考慮してください)
焼き上がりの目安はとめた口から湯気が少しづつ上がるか又は香ばしい良い香りがしてくると思います。(湯気が出ないときは酒が少し足りなかったかもしれません)そうなったら、とめ口を少し開いてみて(この時火傷に十分注意してください)白子につまようじを刺してしばらくおき、さっと抜いたのをすぐさま唇の下にそっとつけて、熱かったらOKです。少し香ばしく強く焼けたほうが美味しいと思います。後は急いで食べることが重要です。
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